1915年、中国に二十一か条の要求を出す。
【暗記用俳句】 ♪中国に 行く以後(1915)要求 21
二十一か条の要求とは?
第一次世界大戦中に、日本が中華民国(ちゅうかみんこく)に対して提示(ていじ)した21項目の要求。
二十一か条の要求は、1915年の第一次世界大戦中に、日本が中華民国(ちゅうかみんこく)に対して提示(ていじ)した21項目の要求だ。
日本は、ドイツの山東省(さんとうしょう)における権益(けんえき)の継承(けいしょう)や、満州(まんしゅう)における権益(けんえき)の拡大を求めた。
この要求の一部は、中国の袁世凱政権(えんせいがい せいけん)に受け入れられが、中国国内での反発を招き、後の五・四運動(ごしうんどう)のきっかけとなった。
えっ? 「二十一か条の要求」は、実はたったの3項目だった?
「二十一か条の要求」は、実は内容として重複したものになっており、重要なのは3項目。
二十一か条と聞くと、21個の要求をしているように思えるが、実際には、ドイツが山東省(さんとうしょう)にもっていた権益(けんえき)を受け継ぐこと、山東省(さんとうしょう)の港湾都市(こうわんとし)を外国人の居住・貿易(ぼうえき)のために新しく解放(かいほう)することなど、内容として重複したものになっている。おおざっぱにいえば、重要なのは以下の3項目である。
1.山東省にあるドイツの権益を受け継ぐこと
2.旅順、大連の租借期間(そしゃくきかん、=借りる期間)の延長、満州鉄道(まんしゅうてつどう)の租借期間の延長
3.日本人の政治、財政、軍事顧問(ぐんじこもん)、日本人警察を中国に駐留(ちゅうりゅう)させること
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